中学生エデュフル

授業のワンポイント

There is[are]〜/S+V+O/S+V+O+O

英語 2年生 2025/6/24

■Target 10 の解説There is 〜.

 「存在文」と呼ばれる There is 〜. の文を学習します。

(例)
@ There is a museum in this town.
(この町には博物館があります。)

A Is there a museum in this town?
(この町には博物館がありますか。)

B Yes, there is. / No, there isn't.
(はい,あります。/いいえ,ありません。)

C There are many natural disasters in Japan.
(日本では多くの自然災害があります。)

[形式]
・@は,There is 〜. の文。肯定文の語順は〈There + be動詞+名詞〉。名詞は意味上の主語で,単数のときは be動詞がis,過去形の文ではwasになります。
・A は,There is 〜. の疑問文。疑問文では be 動詞を there の前に出します。
・Bは,There is 〜. の疑問文の応答文。肯定/否定で応答するときは,Yes, there is. / No, there isn't [is not]. とします。
・Cは,There are 〜. の文。名詞が複数のときは be 動詞が are ,過去形の文では were になります。

〔機能と意味〕
・There is [are] 〜. の文は「(…)に〜がある」「(…)に〜がいる」と存在を伝える機能があります。
・be 動詞の後に,その存在を伝えたいものや人(名詞)が続きます。
・There is [are] 〜. の文は,初めて話題に出るものや人の存在を伝えるために用いられます。そのため be 動詞の後ろには,既知であることを示す定冠詞などで限定された名詞や固有名詞がくることはありません。@の文ではbe 動詞の後に,不特定の単数のもの(a museum)が置かれています。

■Express Yourselfp.51

 自分が住んでいる地域のお勧めの場所を,海外から来た観光客に紹介します。

〔活動の手順〕
(1) 自分ならどこを紹介するのか想像します。
(2) 例文を読んで文作りの参考にします。
(3) 教科書p.142〜143「Word Box 5(建物・名所・名物)」を参照し,紹介する場所を選びます。
(4) 紹介文を作ります。
(5) ロールプレイをします。話し手はお勧めの場所を伝え,聞き手はその感想を言ったり,さらに聞きたいことを質問したりします。

■Target 11 の解説S+V+O(疑問詞+to 不定詞)

 「what, how, where などの疑問詞+ to +動詞の原形」を使った文を学習します。

(例)
@ Do you know where to buy the tickets?
(あなたは,どこでチケットを買えばよいか知っていますか。)

〔形式〕
・@は,〈主語+動詞+目的語(疑問詞+ to 不定詞)〉の文構造の疑問文。ここでは, where to buy が動詞 know の目的語として用いられています。
・この形で用いられる疑問詞は what, which, where, when, how などです。

〔機能と意味〕
・〈疑問詞+ to 不定詞〉は「何を/どこで/いつ/どのように〜したらよいか」という意味を表します。
・@の where to buy は「どこで買えばよいか」という意味になります。

■Target 12 の解説S+V+O(人)+O(疑問詞+to 不定詞)

 tell や show などの後に「(人)+疑問詞+ to +動詞の原形」を使った文を学習します。

(例)
@ The staff told us where to go in case of a flood.
(職員は私たちに,洪水の場合どこに行けばよいか教えてくれました。)

〔形式〕
・@は,〈主語+動詞+間接目的語(人)+ 直接目的語(=疑問詞+ to 不定詞)〉の文構造。ここでは,us が動詞 told の間接目的語,where to go が直接目的語として用いられています。
・この形で用いられる動詞は tell,show,teach,ask などがあります。

〔機能と意味〕
・tell や show の後に〈人+疑問詞+ to 不定詞〉を続けると,「(人)に何を/どこで/どのように〜したらよいか」などを「伝える/示す」という意味を表します。

【Unit 4】
Preparing for Natural Disasters
(教科書p.49〜55)

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