中学生エデュフル

授業のワンポイント

合唱コンクール

英語 2年生 2025/9/16

■Target 16 の解説p.76

 ここでは,〈call やname +人やもの+名詞〉を使った文の文構造と意味,使い方を学習します。

(例)
@ My friends call me Hina.
 (私の友達は,私をヒナと呼びます。)

〔形式〕
・@は〈主語+動詞+目的語+補語(=名詞)〉の文構造。
・この文構造の補語(名詞)は目的語が「何(どう)であるか」を説明し,目的語=補語の関係(@はme=Hina の関係)にあります。
・この文構造を取る動詞には call(呼ぶ)や name(名前をつける)などがあります。
 I named the dog Pochi.
 (私はその犬をポチと名づけました。)

〔機能と意味〕
・〈call + A(人やもの)+ B〉で「A(人やもの)をBと呼ぶ」という意味を表します。目的語の名詞(A)を何と呼ぶのか説明する機能があります。
・@の call me Hina は「私をヒナと呼ぶ」という意味になります。
・〈name + A(人やもの)+ B〉で「A(人やもの)をBと名づける」という意味を表します。目的語の名詞(A)を何と名づけるか説明する機能があります。

■Target 17 の解説p.78

 ここでは,〈call や name +人やもの+名詞〉を使った文の文構造と意味,使い方を学習します。

(例)
@ The news made me happy.
 (その知らせは,私を幸せにしました。)

〔形式〕
・@は〈主語+動詞+目的語+補語(=形容詞)〉の文構造。補語に名詞がくる文構造はTarget 15 で既習です。
・@は目的語が me で補語が happy であり,両者は me = happy の関係になっています。
・この文構造で用いられる動詞は make,get,paint,keep などがあります。

〔機能と意味〕
・〈make +人・もの+形容詞〉は「(人・もの)を〜(の状態)にする」という意味を表し,人・ものをどのような状態にするのか説明する機能があります。make の主語には形容詞(の状態)の原因となるものがきます。
・@は「その知らせは私を幸せにしました」という意味。
・疑問詞 what と〈make +人+形容詞〉を用いて,感情の原因を尋ねることができます。
  What made you so angry?
 (何があなたをそんなに怒らせたのですか。)
・〈get +人・もの+形容詞〉は「(人・もの)を〜(の状態)にする」という意味を,〈paint +もの+形容詞〉は「(もの)を〜色に塗る」という意味を,〈keep +人・もの+形容詞〉は「(人・もの)を〜(の状態)にしておく」という意味を表します。
  She got her hands warm.
 (彼女は手を温めました。)
  They painted the wall blue.
 (彼らは壁を青く塗りました。)
  I kept the door open.
 (私はドアを開けておきました。)

■Speaking 活動Enjoy Chatting(p.78)

 教師の思い出の写真を示し,生徒とやり取りをします。

【会話例】
T: Today, I have a picture.
  Look at this.
  Do you know who this is?
S1: Who is she?
T: This is me.
S2: Really? Wow!
T: Yes. When I was a junior high school student, I enjoyed basketball with teammates.
  This is a picture that I practiced basketball with friends.
  My friends called me Mina.
  This is one of my favorite pictures and memories.

 次に,ペアで “What's one of your favorite childhood memories?” について話し合います。

【会話例】
T: Let's talk about “What's one of your favorite childhood memories?” with your partners.
S3: What's one of your favorite childhood memories?
S4: Well..., sports festival is a good memory.
S3: Why do you think so?
S4: Because we won. I was happy.
S3: Nice.
S4: How about you?
(全体でどんなことを話したかを共有する。)
T: What's one of your favorite childhood memories?
S4: Sports festival is a good memory.
T: Nice. I like that memory, too.
  Why do you choose the memory?
S4: Because we won.
(同様にほかの生徒にも聞きながら,会話を広げていきます。)

■Target 18 の解説p.80

 ここでは,〈want / tell / ask +人+ to +動詞の原形〉を使った文の文構造と意味,使い方を学習します。

(例)
@ We wanted you to enjoy yourself.
 (私たちは,あなたに楽しんでほしかったです。)

A You told me to have confidence in myself.
 (あなたは私に,自信を持つように言いました。)

〔形式〕
・@とAは〈主語+動詞+目的語+to 不定詞〉の文構造。目的語に人がくることが多くあります。
・この文構造では,目的語と to 不定詞に〈主語+動詞〉の関係があります。
 @は you enjoy yourself,Aは I have confidence という関係になっています。
・この文構造で用いられる動詞には want,tell,ask などがあります。

〔機能と意味〕
・@の〈want +人+ to 不定詞〉は「人に〜してほしい」という意味を表し,「あなたに楽しんでほしかった」という意味になります。
・Aの〈tell +人+ to 不定詞〉は「人に〜するように言う,命じる」という意味を表し,「私に自信を持つように言った」という意味になります。
・〈ask +人+ to 不定詞〉は「人に〜するように頼む」という意味を表します。
  Kiri asked Hina to help her with her homework.
  (キリはヒナに宿題を手伝ってくれるように頼みました。)

【Unit 6】
Kiri on the Stage
(教科書p.75〜81)

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