エデュフル

今知りたい授業のワンポイント

6〜9の合成・分解

算数 1年生 2025/4/17

■いすとりゲーム

 教科書(すたあと ぶっく)p.28のいすとりゲームは、1つの数が2つの数に分けられることを自然な形で知らせるための活動です。ただ、このゲームは数が2つに分けられることを知らせるためのものであり、その合成・分解を定着させるためには不適切です。そのため、いすとりゲームの活動から、「6はいくつといくつに分けられるか考えよう」というめあてに繋がるように授業を展開することがポイントです。そして、数図ブロックを用いて、6を分解する操作活動を行い、6がいくつといくつになるのかの定着を図りましょう。

■たし算・ひき算の素地となる合成・分解

 数を分解したり合成したりすることは数学的な見方の基本であり、たし算・ひき算の素地ともなっています。
 合成の理解が難しい児童には、「○と○を合わせると」「○と○をくっつけると」のように言葉を補ってあげましょう。

■具体物から数への接続

 数図ブロックの個数で「6個は1個と5個に分けられます」が理解できても、数として「6は1と5」ではわからなくなる児童がいます。「ブロックで1個と5個に分けられました。数字で、1と5とかきます。」と説明し、教科書の空欄をうめさせるなどして、具体物から数への橋渡しを丁寧におさえたいものです。また、「6は1と5」と省略せずに「に わけられます」まで示すようにしたほうがよいでしょう。

[3]いくつと いくつ(すたあと ぶっくp.26〜39)

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