今知りたい授業のワンポイント
L・dL・mLの関係
算数 2年生 2023/6/22
■1L=10dL
dLは、実生活ではほとんど使われていない単位ですが、1Lを10等分した1つ分を表す単位として理解させておく必要があります。
まず、1Lますでペットボトル(1.5L)に入る水のかさを測らせ、はしたのかさの表し方を考えさせます。その際、1Lますの目盛りに目をつけさせ、目盛りが1Lを10等分していることに気づかせ、1目盛りが1dLのかさを表すことを教えます。この後、1dLのますがあることを知らせ、1dLます10杯で1Lになることを実測を通してとらえさせましょう。
■10mL、1dL=100mL、1L=1000mL
教科書p.91では、dLの単位を導入したときと同じように、dLのはしたを表す単位として「mL」を導入しています。
まず340mLのペットボトルに入る水の量を1dLますで測らせ、はしたのかさの表し方を考えさせます。そして、1Lますと同様に1dLの10分の1(1dLますの目盛り)に着目させ、これが10mLであることを知らせます。1dLが100mLであることについても確認させて、全体の量は340mLであることをとらえさせましょう。
mLとLの関係については、ますを使った実測を通して、10mLの10杯分が1dLで、1dLの10杯分が1Lで、それは100mLの10杯分と同じであることから、「1L=1000mL」をとらえさせるようにします。これについても具体的なイメージをもてるようにして、児童に複雑な単位換算を課さないように注意しましょう。
7.かさ(教科書p.88〜95)
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