今知りたい授業のワンポイント
学校でのメダカの飼育
理科 5年生 2025/6/5
■水合わせ
入手したメダカを水槽に入れるときは、水槽の環境になじませる水合わせを行いましょう。
1.あらかじめ準備しておいた水槽に、メダカを入手してきた袋などのまま30分ほど水槽に浮かべ、水温差をなくす。
2.次に、袋の水を1/3ほど捨て、捨てた分だけ水槽の水を入れて15分ほど水槽に浮かべ、水質を合わせる。
3.数回繰り返して水質を合わせたら、メダカだけを水槽に入れる。
■えさの与え方
3分ほどで食べきれる量を1日に1〜3回与えるとよいでしょう。えさの与えすぎはメダカの体調不良や水質悪化の原因になります。
水槽に入れたばかりのメダカにはえさは与えず、少なくとも1日以上たって水槽の環境に慣れてから与えるようにしましょう。
■水の交換
水の交換は、一定期間ごとに水槽の1/3〜1/2程度の水をかえましょう。水が透明できれいに見えても、メダカの排泄物などで実は汚れていたということもあるので、定期的に水の交換を行いましょう。
新しい水は、くみ置きした水や塩素除去剤を入れた水道水を用います。水槽の水と新しい水の水温差が大きいとメダカの負担となるので注意しましょう。

★6月の植物栽培情報
ヘチマは、つるが伸びて実をつけるので、長い支柱を合掌式に立てるか、棚につるをはわせるようにします。肥料は、子房がふくらんできたら化学肥料を1株に1握り程度与えるようにしましょう。

( )内は同じ植物を栽培している他学年。地域や気候によって、時期が前後することがある。
受けつがれる生命(3)[3]メダカのたんじょう(教科書p.52〜63)
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