今知りたい授業のワンポイント
数の認知、数字のかき方
■数の認知
教科書p.10〜11では、1対1対応の考え方を大切にして、文房具などの具体的な数、それと同数の数図ブロック、それを並べたような数図、それを表す数字とそのよみ方という段階を経て、数と数字を導入しています。それによって、単に数を唱えながら具体物を数えるという操作的な理解に留まらずに、抽象的な概念としての「数」の認知を促しています。ものと数図ブロック、数字カードが1対1に対応できているか、「いち、に、さん、し、ご」という数詞が正しく対応できているか、児童の様子を確かめながら、ゆっくりと指導を進めましょう。
具体物→数図→数字という流れだけでなく、この三者を自由に行き来し、その背後に存在する数を体感させることに留意しましょう。下のようなp.11の図はこの三者の関係を表しています。

■数字のかき方の指導
1〜5の数字のかき方で多いつまずきは、下の通りです。
数字のかき方の指導では、はじめに正しく身につけさせることが何よりも大切です。その中でも特に気をつけたいことは、数字のかき始めから最初の動き出しの方向に意識を持たせることです。例えば、2は「最初に、お山をつくって、…。」、5は「すっと下に降りて、右にお山をつくります。そして、…。」といったかき出しの方向を言葉で補助していくとよいでしょう。
また、練習用プリントやノートなどで十分に練習させながら、机間指導やノートの点検などで一人ひとりの理解と定着を確かめ、その状況に応じて、再指導や進め方の修正を丁寧に図っていく必要があります。

1.かずと すうじ(すたあと ぶっくp.10〜19)
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