エデュフル

今知りたい授業のワンポイント

かずのかぞえかた

算数 1年生 2024/11/28

■10のまとまり

 教科書p.98〜99では、数の数え方、言い表し方(命数法)を指導します。児童は、10のまとまりについては、これまでは「10と10で20」と学習してきており、「10が2つで20」という見方はここで初めて学習します。
 20までの数の学習をもとにして、自分のとった数え棒を、「10のまとまりとばら」に分けていることを確認した後で、「じゅうのまとまりが に、ばらが ろく」を「にじゅう ろく」と言い表すことを知らせます。ばらがない場合については、児童の例や教科書の例を使いながら紹介するとよいでしょう。
 なお、数え棒であれば「10のまとまり」を「10の束」と言い換えてもかまいません。児童にとって「まとまり」という言葉よりも「束」のほうが言いやすいことも考えられます。

■数を数える際のつまずき

 教科書p.99では、具体物を数える操作活動を通して、20を超える数を理解することがポイントです。したがって、正確に数えること、10のまとまりをつくって数えることに注意して、指導を進めましょう。
 数を数える活動では「数え方を間違える」ことがしばしば発生しますが、この単元では数が多くなるため、間違いが増える傾向があります。例えば、10のまとまりをつくる際に、その10のまとまりが「9」であったり、「11」であったりすることがあります。そういった間違いを防ぐために、数えるときには正確に「10のまとまり」にできているのかを児童に確かめさせましょう。

18.大きい かず(教科書p.98〜111)

アンケート

よろしければ記事についてのご意見をお聞かせください。
Q1またはQ4のいずれか一方はご入力ください。

Q1:この記事は授業準備のお役に立ちましたか。
Q2:この記事の詳しさは適切でしたか。
Q3:この記事の公開時期は授業準備タイミングとあっていましたか。
Q4:その他、ご意見・ご感想をお聞かせください。

全角で512字まで入力できます。