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今知りたい授業のワンポイント

重さの計算・単位の関係

算数 3年生 2022/9/1

■重さの計算

 重さの計算の指導にあたっては、具体的な場面で実物を用いて考えさせるとともに、個々に重さを測ったり、あわせて重さを測ったりして、計算の結果と測定の結果が一致していることを確かめる活動を取り入れるようにしましょう。

 教科書p.124では複名数のまま計算していますが、1300gや2050gのように単名数に直して計算する方法もあります。進んだ児童に対しては、計算の確かめとして用いることができると指導してもよいでしょう。
 ただし、2kg50gを250gと書き誤る児童もいます。空位のある計算と関連づけながら指導するととともに、「1kg=1000g」の関係を折に触れて確かめさせるようにしましょう。

■m(ミリ)とk(キロ)の意味

 児童はこれまでに、長さ、体積(かさ)、重さなどについて学習し、それらに基本とする単位とそれよりも大きい単位があることを理解しています。

 指導にあたっては、これまでに学習してきた単位を、次の図のように整理するなどして、児童が捉えやすいようにするとよいでしょう。その上で、単位の接頭語に着目させ、単位の仕組みに関する理解を深めていくようにします。

10.重さ(教科書p.116〜129)

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