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今知りたい授業のワンポイント

アブラナの花と実

理科 5年生 2025/3/6

■準備のポイント

 株全体を観察してから、1つの花に着目したいため、アブラナの株はグループに1本ずつ用意しておきます。ピンセットや虫眼鏡は、人数分あることを確認しておきましょう。

■アブラナの観察の視点

1.全体の観察
 アブラナ全体のようすを観察させます。花びらの黄色は、ハチやチョウが気づきやすい色であること、また、ハチやチョウの目に触れやすくするために、より高く伸びていることなどを伝えましょう。アブラナが自分の命を次の世代に伝えようとしている姿にも気づかせると、アブラナをもっと調べたいという意欲につながります。

2.1本の茎の観察
 視点を1本の茎のようすに向けさせ、自由に観察させましょう。同一の茎に「つぼみ・花盛りの花・花びらの散った花・めしべだけがついているもの・若い実」と、いろいろな段階の花や実が茎の上から下へと順に並んでいることや、実は下に行くほど大きくなっていることに気づかせたいものです。そして、茎の下から上へと、だんだんと小さくなってついている実を観察することにより、「花びらが散って落ち、残っためしべが実になるのではないか」という推測をさせ、花のつくりを調べさせるようにしましょう。

3.部分の観察
 花びらやがくをピンセットで外しながら花の内部のようすを観察し、台紙にセロハンテープではりつけていくとよいでしょう。セロハンテープは、幅の広いものを用い、全体をおおうようにはりつけて空気を追い出しておきます。

■観察に適したほかの植物

 ここでの観察に適したアブラナ科の植物には、セイヨウカラシナやタネツケバナ、ナズナ、コマツナ、ダイコンなどがあります。また、3年のモンシロチョウの飼育に使うキャベツも、結球後、花が咲いたら、代替として利用できます。

★3月の植物栽培情報

 「花のつくり」で観察に使うアブラナは、4年生の「秋の生き物」の単元で9〜10月に種子をまき、育てていたものがあれば、引継ぎをしておきましょう。

( )内は同じ植物を栽培している学年。地域や気候によって、時期が前後することがある。

受けつがれる生命(1)花のつくり(教科書p.8〜13)

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