今知りたい授業のワンポイント
1日の気温の変化の調べ方とまとめ方
■天気の決め方
週間天気予報などを利用して、1日中晴れの日、1日中曇りや雨になる日を、観察(気温の測定)を行う日として選びます。
晴れと曇りの区別の基準を、観察する児童全員に、共通理解させておきましょう。
晴れ:雲量2以上8以下の状態
曇り:雲量9以上、上層の雲が中・下層より多く、雨や雪などの降水現象がない状態
天気予報に興味のある児童は、「快晴」という用語を知っている場合がありますが、本観察では、「快晴(雲量が1以下)」と「晴れ(雲量が2〜8)」を合わせて「晴れ」とすることを伝えます。
■気温の調べ方のポイント
1.測定結果を整理できるように、測定日・測定時刻・気温・天気を記入できる表をつくります。
2.晴れの日と、曇りや雨の日に、昼間の気温を約1時間ごとにはかります。気温をはかったときの天気も合わせて記録します。
3.記録した気温の変化を、折れ線グラフに表します。
■折れ線グラフのかき方
1.横軸に時刻(変化させた量)をとります。
2.縦軸に気温(変化した量)をとります。
3.測定値を記入しやすいように、1目盛りの幅を決めます。
4.それぞれの気温に対応した気温を表す点を打ちます。
5.点を順に直線で結びます。
表計算ソフトを使ってグラフ化することも考えられます。その場合、気温の変化の小さい雨や曇りの日のグラフの1目盛りの大きさが、晴れの日のグラフと同じになるよう注意しましょう。

★4月の植物栽培情報
4年生では、1年間を通して栽培活動を行います。栽培する植物は、ヒョウタン以外にヘチマ、ツルレイシ(ニガウリ、ゴーヤ)が考えられます。
土の表面が乾いてきたら水を与えるとよいですが、ヒョウタンは多湿に弱いため、排水のよいところで育てましょう。

( )内は同じ植物を栽培している学年。地域や気候によって、時期が前後することがある。
[2]天気と1日の気温(教科書p.20〜27)
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