今知りたい授業のワンポイント
求残
算数 1年生 2025/6/5
■求残を表すことば
求残は、たし算の増加と対をなす減少に対応するひき算です。
求残の場面では、
「行ってしまうと」
「帰ると」
「食べると」
「飛んでいくと」
「使うと」
などの状況の変化を表すことばの後に、「のこりはいくつ」というような問いかけが続きます。そのため、他のひき算の場面と容易に区別することができます。
■ひき算の式をかく
ひき算の式をかくときには、たし算とは異なり、2つの数には、ひかれる数とひく数という明確な役割分担があることに留意する必要があります。
ひき算では、ひかれる数は「−」の左側に、ひく数は「−」の右側にかきますが、これに対応させて、ひき算を表す数図ブロックの操作でも右端からひく数の分だけ数図ブロックを取り去ります。具体的な場面ではひく数に相当するものが右端に集まっているわけではありませんが、この時点では「右からひく」ことを児童の意識に刻み込んで、ひき算の定着をはかりましょう。

[7]ひきざん(1)(教科書p.14〜25)
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