中学生エデュフル

高校入試分析

最新の入試問題より

数学 3年生 2020/12/1

 新型コロナウイルス感染症の影響により,2021年度の公立入試の出題範囲に制限を設ける都道府県が多くみられ,数学では「三平方の定理」や「標本調査」がその対象となっています。特に三平方の定理は,図形の難問に絡めて出題されることが多いだけに,今学年の受験指導にも大きな影響がありますね。調べてみますと,三平方の定理を用いない図形問題は多くはありませんでした。その中で「中点連結定理」と「体積比」に重点をおいた問題を紹介します。こういった問題演習を中心に受験準備を進めてほしいところです。

〔出典〕2018年度・沖縄県公立高

 問1は図3がヒントになりますね。C,NがそれぞれQG,QPの中点であることから,中点連結定理が利用できます。では,なぜC,NがそれぞれQG,QPの中点といえるのでしょう? そういった基本的な質問に生徒は答えられるでしょうか。試してみたいですね。
 問2・問3は体積比についての典型的問題です。相似比との関係については,このような問題で再確認しておきましょう。

問題提供:株式会社 英俊社

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