高校入試分析
生命の連続性 ―生物の種類の多様性と進化―
理科 3年生 2023/3/7
「生命の連続性」の学習目標の1つは,生物の共通性と多様性についての学習を通して,現在生息している多様な生物は,進化によって生じたものであることを理解することですよね。
現在までに発掘されているさまざまな化石からも,進化のようすを推測することができます。
今回は,その中でも特に有名なシソチョウの化石を題材にした問題を紹介します。
シソチョウの特徴が,は虫類の特徴と鳥類の特徴のどちらに当てはまるかを答える頻出問題ですね。
中学1年生で脊椎動物の分類について学習し,中学3年生で分類基準の特徴を進化を示す証拠として学習することになります。「進化」の学習時には、脊椎動物の分類基準について忘れてしまっている生徒もいることでしょう。入試までにはしっかりと復習しておいてほしいものです。
さらには,相同器官について問われています。相似器官そのものを高校入試の問題で問われることはないでしょうが,相同器官の選択肢として相似器官が含まれることはあるでしょう。相同器官と相似器官の区別は理解しておいてほしいものです。
問題提供:株式会社 英俊社
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