中学生エデュフル

高校入試分析

生命の連続性 ―生物のふえ方と成長―

理科 3年生 2021/3/2

 「生命の連続性」の学習目標の1つは,観察や実験を通して,体細胞分裂と細胞の伸長・肥大によって生物は成長していくことを理解することですね。
 入試問題では,細胞分裂に関連する知識やその過程に関する基本的な理解を問われることが多いのですが,問題に与えられた実験とその結果から答えを導き出す力が必要な出題も見られますので、ご紹介いたします。

〔出典〕2020年度・北海道公立高

 実験のテーマは,この単元の入試問題でよく見られる「タマネギの根の成長」ですが,問題を解くためには,与えられた文章・図・グラフを理解した上で,それらを組み合わせて考える力が必要となる問題です。
 単なる知識の蓄積だけでは対応できない,中々の難問ではないでしょうか。
 この単元の入試問題では,図5のような細胞の長さや大きさを時系列に並べたグラフに関する問題が散見していますので,一度はチャレンジしておいてほしい問題ですね。

問題提供:株式会社 英俊社

アンケート

よろしければ記事についてのご意見をお聞かせください。
Q1またはQ3のいずれか一方はご入力ください。

Q1:この記事は授業準備のお役に立ちましたか。
Q2:この記事の詳しさは適切でしたか。
Q3:その他、ご意見・ご感想をお聞かせください。

全角で512字まで入力できます。