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高校入試分析

生命の連続性 ―生物のふえ方と成長―

理科 3年生 2024/3/12

 「生命の連続性」の学習目標の1つは,体細胞分裂の観察を行い,細胞の分裂と生物の成長とを関連付けて理解することですよね。
 また,観察,実験などに関する基本的な知識や技能を身に付けることも,教科を通しての重要事項となっています。
 そこで今回は,体細胞分裂の実験で問われることの多い,実験操作に関する問題を紹介します。

〔出典〕2023年度・京都府公立高

 体細胞分裂の実験操作においては,いくつか押さえておかなければならないポイントがありますね。
 実験の手順はもちろんですが,使用する薬品(塩酸),染色液(酢酸カーミン溶液等)の使用目的や役割なども入試問題でよく出題されています。
 さらに,顕微鏡を使用する実験では,顕微鏡の操作も頻出問題となっています。
 また,実験を行って,思った通りの結果にならなかったとき,どこが間違っていたかを判断することは,生徒にとっては思った以上に難しいことでしょう。
 この単元では,観察結果から,体細胞分裂の順序を理解することは必須ですが,入試問題では,このような実験操作も絡めて出題されることが多いので,入試までにしっかり押さえておきたい問題です。

問題提供:株式会社 英俊社

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