中学生エデュフル

高校入試分析

運動とエネルギー ―物体の運動―,―仕事とエネルギー―

理科 3年生 2020/9/8

 この単元では,実験の結果を分析し,物体の運動,力学的エネルギーの規則性や関係性を見いだすことが指導要領に挙げられています。
 実際の入試問題でも,単に公式に当てはめるだけの計算問題や知識を書くだけの記述問題だけでなく,学習内容を踏まえて,実験の結果を考察する力が必要な問題が増えています。
 運動とエネルギーの考え方を利用して,身近に起こる現象を考察できる力を育みたいものです。

〔出典〕2018年度・福岡県公立高

 問題の内容をよく理解することなく,何となく解答してしまうと誤答に至るため,気をつけたい問題です。物体にはたらく力だけで考えると『時間は短く速さは大きく(小さく)なる』,力学的エネルギーの保存だけで考えると『速さは変わらず時間も変わらない』と答えてしまうかもしれません。今までに学習した「力と運動の関係性」と,「力学的エネルギーの保存」を複合的に利用して,考える力が問われています。

問題提供:株式会社 英俊社

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