中学生エデュフル

授業のワンポイント

Take Action on Climate Change

英語 3年生 2025/7/29

■Target 13 の解説p.64

 ここでは,主格の関係代名詞 who を使った文の文構造と意味,使い方を理解し,人物について理解したり発信したりすることができることを目標にしています。

(例)
@ I know the man who is standing in the corner.
(私は,その角に立っている男性を知っています。)

A The man who is standing in the corner is my dance instructor.
(その角に立っている男性は,私のダンスの指導者です。)

〔形式〕
・直前の名詞(先行詞)と直後の節(関係詞節)をつなげる働きをするものを関係詞といいます。@とAはともに,the man が先行詞,who が関係詞,who is standing in the corner が関係詞節にあたります。
・関係詞のうち,関係詞節の中で代名詞の働きをするものを関係代名詞といいます。@とAでは関係代名詞 who が the man を受ける代名詞 he の働きをしています。
・関係代名詞は,先行詞が人かものか,関係詞節の中で主語の働きをする(主格の関係代名詞)か目的語の働きをする(目的格の関係代名詞)かによって使い分けられます。
・@では,先行詞が「人」で,関係代名詞が関係詞節の中で is standing の主語の働きをしているので,主格の関係代名詞 who が用いられています。who の代わりに that も用いられますが,一般的には who のほうが好まれます。

〔機能と意味〕
・主格の関係代名詞 who は関係詞節を作り,先行詞を後ろから修飾する働きがあります。
・〈先行詞(人)+ who +動詞〉は「〜する/した(人)」という情報を加えます。
・〈先行詞+関係詞節〉は文の主語・目的語・be 動詞の補語になります。
 The woman who is running over there is my moher.
 (向こうで走っている女性は私の母です。)
 Do you know the novelist who wrote The Izu Dancer?
 (『伊豆の踊子』を書いた小説家を知っていますか。)
 Oliver is a student who is from Australia.
 (オリバーはオーストラリア出身の生徒です。)

■Target 14 の解説p.66

 ここでは,主格の関係代名詞 that [which] を使った文の文構造と意味,使い方を理解し,ものについて理解したり発信したりすることができることを目標にしています。

(例)
@ My father works for a company that [which] makes robots.
(私の父は,ロボットを造る会社で働いています。)

〔形式〕
・@では,先行詞が「もの」で,関係代名詞が関係詞節の中で makes の主語の働きをしていることから,主格の関係代名詞 that または which が用いられています。
・主格の関係代名詞の後ろには動詞が続き,〈先行詞+関係代名詞+動詞〉の語順になります。

〔機能と意味〕
・主格の関係代名詞 that [which] は関係詞節を作り,先行詞を後ろから修飾する働きがあります。
・〈先行詞(もの)+ that [which] +動詞〉は「〜する/した(もの)」という情報を加えることができます。

■Target 15 の解説p.68

 ここでは,目的格の関係代名詞 that [which] を使った文の文構造と意味,使い方を理解し,ものについて理解したり発信したりすることができることを目標にしています。

(例)
@ Please show me the pictures that [which] you drew in the park.
 (あなたが公園で描いた絵を,私に見せてください。)

A The pictures that [which] you drew in the park are very beautiful.
 (あなたが公園で描いた絵は,とても美しいです。)

〔形式〕
・(例)@とAとも,先行詞が「もの」で,関係代名詞が関係詞節の中で drew の目的語の働きをしていることから,目的格の関係代名詞 that または which が用いられています。
・目的格の関係代名詞の後ろには主語+動詞が続き,〈先行詞+関係代名詞+主語+動詞〉の語順になります。
・目的格の関係代名詞は省略することが多くあります。

〔機能と意味〕
・目的格の関係代名詞 that [which] は関係詞節を作り,先行詞を後ろから修飾する働きがあります。
・〈先行詞(もの)+ that [which] +主語+動詞〉は「(主語)が〜する/した(もの)」という情報を加えることができます。

【Unit 5】
Take Action on Climate Change
(教科書p.63〜69)

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