高校入試分析
箱ひげ図とデータの活用 ―箱ひげ図―
数学 2年生 2022/2/15
資料の活用の単元では,ともすれば授業が統計量を求めるだけの淡白なものになってしまいがちです。新課程では箱ひげ図が追加され,四分位数の定義等を確認することも必要ですが,授業の中で話し合う場面を作ることができると良いでしょう。
自分の考えを根拠をもって話す活動は数学の授業に取り入れたいものですが,この単元ではこの問題のように二つ以上の考えがどちらも正しくなることがあります。どちらの選手を選ぶのが良いか議論する中で,中央値(メジアン)や最頻値(モード)の定義や性質についての理解を深め,その他の代表値の定義の重要性も考えていけるでしょう。
問題提供:株式会社 英俊社
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