授業のワンポイント
関係代名詞 / 分詞による修飾
■関係代名詞の用法
関係代名詞は,文が名詞を後ろから修飾するときに使用され,代名詞の働きをするものです。
◆関係代名詞の使い方
関係代名詞は先行詞が人かものか,関係詞節(直後の節)の中で主語の働きをするか目的語の働きをするかによって使い分けられます。
※「もの」には動物なども含みます。

◆主格の関係代名詞
「先行詞+関係代名詞+動詞」の語順になります。
・Chen is a boy who [that] comes from Singapore.
<シンガポール出身の少年>
・This is a book which [that] makes me happy.
<私を幸せな気持ちにする本>
◆目的格の関係代名詞
「先行詞+関係代名詞+主語+動詞」の語順になります。
・She is the girl (that) I met yesterday.
<私が昨日会った少女>
・This is a photo (which [that]) he took in Hawaii.
<彼がハワイで撮った写真>

■分詞の用法
分詞は,現在分詞と過去分詞があり,形容詞のように名詞を修飾します。
◆現在分詞
「〜する,している」
@ I like the cat mascot wearing a red kabuto.
私は赤いかぶとをかぶったネコのマスコットが好きです。
◆過去分詞
「〜される,された」
A I like the cat mascot called Hikonyan.
私はひこにゃんと呼ばれるネコのマスコットが好きです。
★ワンポイントアドバイス
「名詞+分詞句」は関係代名詞を用いて表すこともできます。下記のthat is を省略した形が分詞の後置修飾と同じ形になると考えると理解しやすくなります。
@= I like the cat mascot that is wearing a red kabuto.
A= I like the cat mascot that is called Hikonyan.

Targetのまとめ 4(教科書p.86)
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