中学生エデュフル

授業のワンポイント

直角三角形の3辺の長さの割合・ピタゴラスの数

数学 3年生 2024/12/10

■直角三角形の3辺の長さの割合

 三角定規の3辺の長さの割合“1,1,√2”,“1,2,√3”や,ピタゴラスの数“3,4,5”などを3辺の比とする三角形は,問題を解く際や,三平方の定理を利用する際に多く見られます。
 これらの割合は,もし忘れてしまっても,三角形や正方形に三平方の定理を適用することで,求めることができます。数値だけを覚えるのでなく,三平方の定理を活用した求め方を理解するように指導するとよいでしょう。

 3:4:5のような連比の表し方は,小学校や中学校の教科書では扱っていせん。そのため,教科書では「3辺の長さの割合」という表現をとっていますが,生徒の実態にあわせて指導してもよいでしょう。

■ピタゴラスの数

 ピタゴラスの数“3,4,5”については,生徒の実態に合わせて,次のような課題に取り組ませるのもよいでしょう。

[7章]三平方の定理
2節 三平方の定理の利用(教科書p.188〜201)

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