中学生エデュフル

高校入試分析

光・音・力による現象 ―光による現象―

理科 1年生 2022/10/11

 「光・音・力による現象」の学習目標の1つは,光は水やガラスなどの物質の境界面でどのように反射・屈折するのか,その規則性を理解することですよね。
 光の進み方についての理解度を問う入試問題では,光が進んだ道筋を作図することで答えを導く問題が出題されています。
 そこで,今回は光の屈折のようすを実際に作図して求める問題を紹介します。

〔出典〕2022年度・富山県公立高

 光が空気中から水やガラスに進むときは,入射角よりも屈折角が小さくなるように進む。光が水やガラスから空気中に進むときは,入射角よりも屈折角が大きくなるように進む。この定性的な関係は,多くの受験生が理解しているかもしれません。
 この問題では,マス目を使うことで,具体的な光の屈折のようすを考えさせる問題となっています。
 光の単元では,凸レンズによる屈折も含めて,光の進み方を作図によって正確に捉える問題がよく出題されていますので,入試までにいろいろなパターンの作図問題にチャレンジしておいてほしいものです。

問題提供:株式会社 英俊社

アンケート

よろしければ記事についてのご意見をお聞かせください。
Q1またはQ3のいずれか一方はご入力ください。

Q1:この記事は授業準備のお役に立ちましたか。
Q2:この記事の詳しさは適切でしたか。
Q3:その他、ご意見・ご感想をお聞かせください。

全角で512字まで入力できます。