中学生エデュフル

高校入試分析

宇宙を観る ―太陽と恒星の動き―

理科 3年生 2021/11/9

 「宇宙を観る」の学習目標の1つは,天体の日周運動が地球の自転による相対運動であることを理解することですね。
 この単元の入試問題では,天体の位置関係を表すための図が様々な視点で描かれていますので,与えられた図を正確に理解することが問題を解くカギとなります。
 今回は,「太陽の日周運動」に関する天体の位置関係を考えさせる問題を紹介します。

〔出典〕2021年度・和歌山県公立高

 太陽の位置から地球のどちら側が昼であるかわかり,北極側から見た地球の自転方向を理解していれば,観測地点の位置が決まる問題ですね。
 図1と関連付けて考えた結果,誤ってアと答えてしまった受験生も少なくないかもしれません。
 この単元の問題に限らず,図のある問題を解くときは,必要な情報をどんどん図の中に書きこみ,目で見てわかりやすくすることが問題を解く近道ではないでしょうか。
 入試までにいろいろなパターンの問題をこなして,図の見方や考え方を身につけておいてほしいものです。

問題提供:株式会社 英俊社

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