高校入試分析
地球の大気と天気の変化 ―空気中の水の変化―
理科 2年生 2019/10/23
この単元では,空気中水の状態変化について湿度・露点といった考え方を指導し,天気の変化との関連性を扱いますね。指導要領には,身近な気象要素の観測などの結果を分析・考察するだけでなく「科学的な根拠に基づいて表現する力の育成」が挙げられています。
最近の入試問題でも,身近な現象について考察してその内容を表現する力を問う問題が増えています。
レポートの作成などを通して,自分の言葉で表現できる力を育みたいものです。
(2)・(3)は,図・表を組み合わせて,順に考えていく必要があり,2年生には難しく感じられるかもしません。しかし,この単元の典型的な問題ですので,気象要素の観測などを通して,どの値を見比べればよいかの判断に困らないようにしておきたいものです。
(4)は,結露という身近な現象を,理科の用語を用いて表現する力が問われています。普段から,観察結果などの考察を自分の言葉でまとめる練習をさせておくことが,入試にもつながるでしょう。
問題提供:株式会社 英俊社
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