中学生エデュフル

高校入試分析

宇宙を観る ―月と金星の動きと見え方―

理科 3年生 2024/11/5

「宇宙を観る」の学習目標の1つは,身近な天体の観察や実験を通して,天体の動きや見え方を理解することですよね。
 月の公転によって,月の満ち欠けや日食・月食といった現象が起こりますが,そのときの太陽・月・地球の位置関係を知ることが重要です。
 そこで今回は,モデルを使って,皆既日食について考える問題を紹介します。

〔出典〕2024年度・千葉県公立高

「なぜ太陽は太陽よりも小さい月によって隠されてしまうのか」を理解しやすくするためには,この問題のようなモデルを使って説明するのが良いと思います。
 身近なものを使ってできる実験なので,授業に実験自体を取り入れたうえで,問題を解いてみるのも,受験生の理解を深めることができるのではないでしょうか。
 計算を含んでいることもあり,問題の難易度は高めとなっていますが,計算が苦手な受験生にも,実験を通して,興味を持って取り組めるようにしてあげたいものです。

問題提供:株式会社 英俊社

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