中学生エデュフル

高校入試分析

自然と人間 ―自然界のつり合い―

理科 3年生 2022/1/18

 「自然と人間」の学習目標の1つは,自然界における生産者と消費者の関係を理解し,これらの生物がつり合いを保って生活していることを理解することですね。
 今回は,生態ピラミッドの図を用いて,自然界における生物の数量的なつり合いの変化や,そのつり合いをくずす原因について問われた入試問題を紹介します。

〔出典〕2021年度・佐賀県公立高

 @については,食べる,食べられるの関係から,「減った生物を食べていたものはえさが減るのでその後減る」「減った生物に食べられていたものは食べられる量が減るのでその後増える」ということを理解しておき,与えられた状態にちょうど合う図を見つける問題で,この単元の頻出問題となっています。

 Aについては,解答が1つに決まらないタイプの問題ですので,普段の学習が単なる用語の暗記に終始していた受験生からすると,答えにくい問題かもしれません。
 普段の学習を通して,視野広く理科的に物事を考えられる力を身につけていってほしいものです。

問題提供:株式会社 英俊社

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