高校入試分析
地球の大気と天気の変化 ―大気中の水の変化―
理科 2年生 2024/9/10
「地球の大気と天気の変化」の学習目標の1つは,気象観測などの活動を通して,気象に関する興味・関心を高め,様々な気象現象について自ら探究しようとする態度を育成することですよね。
日常の様々な気象現象の中に規則性があることに気付かせることが重要です。
最近では,インフルエンザ予防などのために,加湿器を家の中に置いている家庭が増えてきています。今回は,加湿器を題材にした湿度の問題を紹介します。
冬の室内で加湿器をつけていると,今日はやたら水が減るのが早いなと感じることがあります。
自分がいる部屋の湿度を10%上げるのに,部屋の空気にふくまれる水蒸気の質量をどのぐらい増やしたら良いのかを考えさせたりするのも,気象に関する関心を高めることにつながるかもしれません。
飽和水蒸気量を扱う計算問題は,苦手とする受験生も多いですが,公式に当てはめる数字を読み取ることができれば,様々なパターンの問題でも得点しやすいので,こういった問題をいくつもこなして,確実に解ける力を養ってあげたいですね。
問題提供:株式会社 英俊社
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