今知りたい授業のワンポイント
世界の子どもたちの1日
■外国の小学生の過ごし方
この単元では、外国の子どもたちが、学校や家庭でどのように過ごしているかを紹介しています。さまざまな国の生活様式や文化に触れることで、世界に目を向け、海外への興味や関心を高めたり、異文化への理解を深めたりします。
また、各国の「家での仕事」を見ると、子どもたちの家での役割について知ることができます。ここでは特に「水」に関するお手伝いを通して、SDGsの目標(「6 安全な水とトイレを世界中に」)についても触れています。
世界が直面しているさまざまな問題を解決するために作られた17の目標について認識を深めるよう導きましょう。

■調べ学習のヒント
教科書p.44〜45をもとに、調べ学習を進めてみましょう。テーマとして、下記の例が挙げられます。
★「外国の子どもの日常生活」
世界各地の子どもたちが、どのように1日を過ごしているか。
★「外国の学校の1日」
外国の学校の1日のスケジュールは、どのようになっているか。
(学校が始まる時刻、学校が終わる時刻、昼食や休み時間など)
★「世界の水の問題」
世界にはどのような水問題があるのか。
国や地域によってトイレ事情はどのように異なっているか。

■動画「世界のみんなの1日は?」
教科書p.44右上のQRコードを読み取ると「世界のみんなの1日は?」の動画が流れます。
「学校へ行こう」「学校で」「お昼ごはんは?」を見ながら、それぞれの国の学校生活に知りましょう。
「家での仕事」では、日本の子どものお手伝いとは異なる「家での仕事」を通して、外国の子どもを取り巻くさまざまな問題に視点を向けるよう導きましょう。


■SDGs「6 安全な水とトイレを世界中に」
SDGsの「6 安全な水とトイレを世界中に」の目標は、
「すべての人が安全で衛生的な水やトイレを利用できるようにし、限りある水資源を将来にわたって使い続けることができるように取り組む。」
です。
日本では、当たり前のように安全で衛生的な水を使えます。また、きれいなトイレで用を足すことができ、いつでも手を洗うこともできます。
しかし、世界に目を向けると、2022年時点で、安全に管理された水を飲めない人が約22億人、安全に管理された衛生的なトイレを使うことができない人が約34億人、石けんや水が備わった基本的な手洗い施設のないところで暮らしている人が約20億人もいます(*)。
こうしたことを通して、SDGsに対する認識を深め、「Did you know? プラスA」(教科書p.102〜103)につなげましょう。
※公益財団法人日本ユニセフ協会「ユニセフの主な活動分野/水と衛生」より

Do you know? プラス@
(教科書p.42〜45)
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