今知りたい授業のワンポイント
棒グラフ
算数 3年生 2024/6/6
■棒グラフをよむこと
教科書p.74では、第2学年で学習した●などを並べた簡単なグラフの発展として、棒グラフを導入しています。
指導にあたっては、棒グラフの棒は、●を■に代えて、それを積み上げたものとして理解させるとよいでしょう。さらに、以下のような棒グラフの構成要素にも着目させ、一つ一つ確認して、それぞれの要素が置かれている目的を理解させます。
・表題は資料の意味を表している。
・下に項目名が並べられている。
・縦の目盛りには、単位がかかれている。
・縦の目盛りには、区切りのよい数字(5、10、15など)が添えられている。
・棒の長さが、それぞれの数を表している。
・棒の長さによって、数の大小が一目でわかる。

■1目盛りの大きさの決め方
1目盛りの大きさをいくつにするかによって、グラフが表している数量の大きさの見え方が大きく異なってきます。教科書p.80では、適切な目盛りの大きさを判断して、棒グラフをつくる活動に取り組ませます。
指導の際には、次のことに気づかせるようにしましょう。
・最大値の棒がグラフにおさまるようにする。
・棒の長さの違いができるだけわかるようにする。
(1目盛りが大きすぎると、棒の長さがどれも短くなってしまう。)
・よみ取りやすい目盛りの大きさにする。
(半端な数の目盛りでは、よみ取りにくい。)
6.表とグラフ(教科書上巻p.72〜87)
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