今知りたい授業のワンポイント
空気中にある水
理科 4年生 2025/2/13
■実験のポイント
氷水を入れた容器の外側に水滴がつくことから、空気中の水蒸気を冷やすと、水を取り出すことができることを調べます。水滴がつくのは、ビーカーの氷水の入った部分の外側だけです。そのため、氷水の量が少なすぎると、水滴が観察しにくくなるので、7分目ほどを目安に入れるとよいでしょう。
ラップシートでふたをしたり、水面の位置に印をつけたりして、ビーカーの中の水の出入りがないことを示せるようにしておきましょう。
気温や湿度が高い場所のほうが、水滴がつきやすくなります。
いろいろな場所で調べるときは、持っていったビーカーの外側にすでに水滴がついていることが多いので、しっかり拭き取ってから調べましょう。
■ICTの活用例
実験2では、氷水を入れてからすぐにビーカーの外側が曇ることも多いです。これを子どもが指でなぞると、水がついたことを理解できます。ビーカーの外側に水滴がついた状態になるには時間がかかるため、子どもがいろいろな場所で実験をしている間に、1つのビb−カーを定点で動画撮影し、変化のようすを確認してもよいでしょう。
自然の中の水のゆくえ(2)11.水のゆくえ(教科書p.170〜179)
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