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今知りたい授業のワンポイント

かいもの、100をこえるかず

算数 1年生 2025/1/9

■お金の理解と数の構成

 教科書p.107では、お金の出し方をいろいろに考えることを通して、100までの数の構成についての理解を深めることをねらいとしています。
 例えば、28円の品物を買った場合、お金の出し方は何通りもあります。いろいろな出し方を考えることを通して、28という数の構成を多面的に捉えさせましょう。
 28円の出し方の例
 ・10円玉2枚と1円玉8枚
 ・10円玉2枚と5円玉1枚と1円玉3枚
 ・5円玉5枚と1円玉3枚

 なお、ここでの学習は数の構成の理解を深めることをねらったものなので、たし算を行うことは想定していません。「28は20+8」というようなたし算の扱いにはならないようにしましょう。

■100をこえる数の指導

 教科書p.108での学習のねらいは、2位数の構成に基づいて、100をこえる数の構成、特に、よみ方、かき方について理解することです。
 数え棒を使って、10の束が10個で100とあといくつかで、100を少しこえた数になることを理解します。この「100といくつ」という見方については、児童は、これまでの100までの数で学習したよみ方やかき方をもとにして考えることができるでしょう。
 ここでの指導は、2位数の意味の理解を確実にし、今後の3位数の学習への連続・発展を意図しています。そのため、記数法の取り扱いには深入りせず、具体的な活動を通して「100といくつ」という見方で数を捉えられるようにしましょう。

18.大きい かず(教科書p.98〜111)

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