今知りたい授業のワンポイント
あいさつができるように/校庭探検の準備
■場面に合った挨拶
教科書p.9「あいさつ めいじん」を参照し、「どんなときにどんな挨拶をすればよいか」を考える機会を設けましょう。最初から約束事を作りすぎず、最低限のルールを子どもたちとつくり、学習を重ねながらよりよい探検のしかたを考えることが大切です。ただ、子どもたちから思うような答えが出てこない場合は、先生が補足するようにしましょう。
ひと通り場面に合った挨拶について理解できたら、あらかじめ練習しておくと安心です。
教室に入るときは「失礼します。」「1年○組の○○です。」「学校探検に来ました。」、わからないことがあるときは「今質問してもいいですか。」「これは何ですか。」、撮影したいときは「写真を撮ってもいいですか。」、教室を出るときは「ありがとうございました。」「失礼しました。」など、先生が見本を示し、お辞儀したり相手を見たりしながら挨拶するように伝えましょう。

■相手の名前を覚える
「保健室の先生」ではなく「保健室の○○先生」というように、お世話になった先生の名前をいえるように指導しましょう。相手の名前を覚えたり、自分の名前を覚えてもらったりすることで学校への愛着がわきます。

■タブレットの使用
GIGAスクール構想により、1人1台の端末使用の環境が整っている学校も多いと思います。ただ、タブレットがあるからといって、必ずしも使用しなければならないというわけではありません。条件的には可能でも、実際に、その場面で必要かどうか、子どもにスキルが備わっているかどうか、個人情報の保護の面から心配はないかなど、さまざまな観点から使用を検討するようにしましょう。義務的に使わせるのではなく、先生が使って学習を支援するなど、状況に応じて柔軟に対応するようにしましょう。
なお、教科書p.18右上にあるQRコンテンツでは、春の生き物のほか、「シロツメクサの かんむり」や「カラスノエンドウの ふえ」の作り方の動画も視聴できます。前もって確認しておきましょう。

■春の校庭探検
校庭探検の日程が決まったら、校庭を使用する他クラスや飼育・栽培委員に、日時や内容など詳細について連絡しておきましょう。
早めに場所の下見を行い、危険なものがないか、子どもが侵入してはいけない場所がないかなどを確認しておきましょう。心配な場所がある場合は、コーンを立てたりロープを張ったりして、注意を促すよう工夫しておきましょう。
また、一人での移動が難しい子どもがいる場合は、補助をお願いできる先生との打ち合わせを済ませておきましょう。

■活動の様子を記録
活動の様子を写真や動画で残しておきましょう。学校探検の振り返りだけでなく、「なつと なかよし」「あきと なかよし」「ふゆと なかよし」の単元で、季節の移り変わりを比較するときにも活用できます。

いくぞ! がっこうたんけんたい(教科書p.8〜13)
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