今知りたい授業のワンポイント
動物の体のつくりとしくみ
■資料調べのポイント
動物についての資料は、児童にとって大変興味深いものであり、いろいろな情報が掲載されています。しかし、この活動では、体のつくりと動くしくみについて調べることを事前に確認しておきましょう。
動物の図鑑や映像教材などから得られた情報は、グループやクラスで話し合いを通じて共有し、動物による違いや共通点を見つける活動に発展させるとよいでしょう。また、その際、必ずヒトと比較する観点も設けて話し合わせるようにします。
選んだ動物について調べるために、インターネットや図鑑などいろいろな資料の活用が考えられます。情報の正確性にも気をつけるようにしましょう。
■別の方法
・学校や動物園などで、実際に飼育されている動物を観察して、調べることもできます。
※動物に触るときは、優しく触り、噛まれないように注意します。また、動物を触る前と、触った後は、必ず手を洗いましょう。
・校外学習時に、近隣の科学館などを利用して、学習することもできます。
・食用の鶏の骨付きもも肉(手羽先)などを使って、ヒト以外の動物として、ニワトリの体が動くしくみについて調べます。
※鶏肉などを使う場合には、衛生面に十分に配慮しましょう。また、鳥インフルエンザ、豚コレラなど、動物を媒体とする伝染病も増加しています。活動に際して、そのような話題が出てきた際には、必要以上に心配することのないように正しい情報を伝えられるようにしておきましょう。
★9月の植物栽培情報
5年でアブラナの観察を行うため、4年の秋に植えて育てたアブラナは、その準備にもなります。アブラナ以外にセイヨウカラシナやタネツケバナ、ナズナ、コマツナ、ダイコンなどのアブラナ科の植物でも代替できます。

( )内は同じ植物を栽培している学年。地域や気候によって、時期が前後することがある。
7.ヒトの体のつくりと運動(教科書p.90〜101)
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