エデュフル

今知りたい授業のワンポイント

水溶液から水を蒸発させる

理科 5年生 2025/1/23

■準備のポイント

 実験6では、実験4または実験5でつくったミョウバンの水溶液と食塩水を使用します。
 実験前にろ過しておきましょう。実験5で冷やした後、常温に戻った状態を観察し、ろ過をするとよいでしょう。

■実験のポイント

 弱火で加熱し、液が少し残っているうちに火を止め、冷めたら虫眼鏡などで粒を観察します。
 水を蒸発させるとき、出てきた高温の粒が飛びはねることがあるので、保護眼鏡を着用します。また、蒸発皿は高温になるので、十分に冷めるまで待って触るようにしましょう。

食塩水を熱したもの。

ミョウバンの水溶液を熱したもの。

■理科の広場

 教科書p.156の理科の広場のQRコードを読み取ると、塩づくりの工程についてや、塩をつくるための工夫などについて知ることができます。水溶液の水を蒸発させて溶けているものを取り出すという方法がわたしたちの生活に密接に関係していることに気づくことができます。
 また、不純物をろ過で取り除いているということも紹介しておきましょう。
輸入した食塩を溶かして、たくさんの塩をつくることができるようにしていることや、うまみを残すために乾かす時間を調節していることなど、生産者の工夫や努力についても考えられるようにするとよいでしょう。

8.もののとけ方(教科書p.140〜161)

アンケート

よろしければ記事についてのご意見をお聞かせください。
Q1またはQ4のいずれか一方はご入力ください。

Q1:この記事は授業準備のお役に立ちましたか。
Q2:この記事の詳しさは適切でしたか。
Q3:この記事の公開時期は授業準備タイミングとあっていましたか。
Q4:その他、ご意見・ご感想をお聞かせください。

全角で512字まで入力できます。