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今知りたい授業のワンポイント

日光を集めたときの明るさとあたたかさ

理科 3年生 2024/10/17

■虫眼鏡の集光実験の方法

 日光の当たる角度に合わせて、コンクリートの壁などに紙を立てかけても、実験しやすいです。
 虫眼鏡と紙との間の距離を調節して、明るい部分を小さくすれば、光が集まって明るく熱くなることを押さえます。あとは、児童の考えた方法をいろいろ試してみるとよいでしょう。

1.紙の色を変える。
 →黒がいちばん焦げやすいです。

2.虫眼鏡の大きさを変える。
 →大きい虫眼鏡ほど集まる光の量が多く、明るく熱くなります。

3.虫眼鏡を2つ重ねる。
 →集まる光の量は同じで、明るさやあたたかさは変わりません。
 (焦点が近くなります。ものを拡大して見るには、虫眼鏡1つのときより、大きく見えます。)

4.鏡ではね返した光を虫眼鏡で集める。
 →鏡ではね返した光でも、集めると、明るく熱くなります。

■実験のポイント

 明るい部分の大きさを変えることができない児童には、虫眼鏡や黒い紙の向きを調節するように指導します。
 明るい部分を小さくできたら、すぐに実験をやめてしまう児童もいます。そのような児童には、明るい部分を小さくして5秒ぐらい待ち続けることを伝えます。すると、煙が出始めます。

★10月の植物栽培情報

 たねから栽培する場合は、前年度の秋〜3月上旬にたねをまきます。2〜4月に苗を購入して栽培することもできます。

( )内は同じ植物を育てている学年。地域や気候によって、時期が前後することがある。

7.光のせいしつ(教科書p.108〜119)

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