今知りたい授業のワンポイント
発表は学校や地域の状況にあわせて
■自分なりの方法で「町のすてき」をまとめる
この単元では、児童が自分で見つけた「町のすてき」をまとめて、紹介する活動を行います。自分の伝えたい内容を最も適した方法で伝えますが、その際、特に表現活動との関わりの深い国語や図画工作などの教科と、合科的・関連的に扱うよう指導しましょう。
■相手と目的を意識して
伝える方法を考える際、誰にどのような内容を伝えるのかを考え、明らかにさせることが大切です。伝えたい相手を思い浮かべながら(相手意識)、どんな方法がいちばん効果的かを考える(目的意識)を重視した表現活動になるよう声かけをしましょう。
■効果的な表現方法を選ぶ
表現方法は、教科書下巻p.116〜117「まとめよう つたえよう」を参考にするとよいでしょう。代表的な方法は次のとおりです。
・新聞
一人でも複数人でも作成できる。複数人なら、記事作成やレイアウトデザインなど、高度な工夫ができる。
・パンフレット
絵と文章で伝える方法を身につけるのに役立つ。
・クイズ
相手と目的の両方を意識して作ることができる。
・カルタ
短文で作りやすい。後で遊べるので興味が持続できる。
・紙しばい
枚数を工夫しながら、その中で物語を組み立てる。
・ICT機器
効果的な見せ方を深く考えることができる。

クイズ

紙しばい
■発表会の実施は状況に合わせて
発表会の形式は、それぞれの学校や地域の状況に合わせて判断しましょう。
できるだけ準備に時間をかけず、空き教室や掲示板を利用するなどの工夫も考えられます。
町の すてき つたえたい(教科書P.86〜97)
すてきを つたえる じゅんびを しよう(教科書P.90〜91)
町の すてき はっぴょう会を しよう(教科書P.92〜93)
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