今知りたい授業のワンポイント
吸う空気とはき出した息のちがい
■実験のポイント
実験2では、呼気と吸気の成分の違いについて、気体検知管や石灰水を使って調べます。
【気体検知管で調べる】
[ア](空気)と[イ](口から出した息)のそれぞれの酸素・二酸化炭素濃度を気体検知管で測定します。気体検知管で調べる袋の切り口は、セロハンテープ(もしくは養生テープ)を2枚使って窓のようにして、開け閉めすると気体が逃げにくくなります。
気体検知管の値が教科書通りにならなくても、値にこだわりすぎず、考察においては[ア]と[イ]の比較から酸素と二酸化炭素の体積の増減を考えることを大切にしましょう。
酸素用の気体検知管は、使うととても熱くなります。片付けるときは、冷めるまで待ってからにしましょう。

気体検知管の使い方は教科書p.18を見て確認させる。
【石灰水で調べる】
[ア]と[イ]それぞれに、少量の石灰水をろうとで入れ、軽く振って中の気体と触れさせます。
[イ]の袋の石灰水は白く濁りますが、その後も二酸化炭素を通し続けると透明になるので注意します。
石灰水が手や目につかないよう、十分注意し、ついてしまったらすぐに水で洗い流しましょう。袋に石灰水を入れる際や、袋を振る際には、石灰水が飛び散らないよう、袋の口をしっかりと持ちます。また、使用後は多量の水で希釈し廃棄しましょう。

ろうとで入れる。

中身が飛び散らないように注意する。
★4月の植物栽培情報
ジャガイモは、草丈が10cm程度で、丈夫な茎を残し、ほかの茎を抜き取ります(芽かき)。茎が伸びてきたら、いもが露出しないように、株元に土を寄せましょう。

( )内は同じ植物を栽培している他学年。地域や気候によって、時期が前後することがある。
2.ヒトや動物の体(教科書p.26〜47)
アンケート
よろしければ記事についてのご意見をお聞かせください。
Q1またはQ4のいずれか一方はご入力ください。