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今知りたい授業のワンポイント

リトマス紙を使った水よう液の仲間分け

理科 6年生 2024/8/29

■準備のポイント

 青色リトマス紙が、空気中の二酸化炭素で、赤色(または非常に薄い青色)になっている場合があります。薬瓶やポリエチレンの袋などに、アンモニア水を2〜3滴つけて湿らせたろ紙を入れ、その中に青色リトマス紙を数分間入れることで、青色が鮮やかになります。

リトマス紙

■実験のポイントと手順

 多くの種類の薬品を扱う場面であり、実験を正確かつ安全に行う態度をここでさらに育んでいきたいものです。そのため、実験器具の使い方、注意事項などを、実験前に必ずあらためて全体で共有し、確認しておきましょう。

1.赤色と青色のリトマス紙をピンセットで取り出し、ろ紙の上に並べます。このとき、どの水溶液をつけたかがわかるように、ろ紙に水溶液の名前を書いておきます。

2.それぞれのリトマス紙に5種類の水溶液をつけ、色の変化を観察します。それぞれの水溶液をガラス棒につけるとき、水溶液が混じらないようにするために、水溶液が変わるごとにガラス棒を洗浄するよう指導しましょう。

 教科書p.98のフローチャートを完成させ、理解を深めるとともに、5種類の水溶液すべてを区別できたという達成感を味わえるようにするとよいでしょう。
 p.102までとは違って順番で水溶液を区別するフローチャートを書くこともできます。

5.水よう液の性質(教科書p.94〜113)

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