今知りたい授業のワンポイント
「ヒトのたんじょう」の指導にあたって
■配慮したいこと
母子家庭、父子家庭でくらす児童、さまざまな事情で親と離れてくらす児童など、家庭環境は多様です。また、親に対する児童の心情や自分の子どもに対する親の心情もさまざまです。
場合によっては、学習前に学習の主旨などをきちんと保護者に伝える必要があります。各家庭と相談するなどして、各自の家庭環境や心情に十分配慮しながら学習を進めましょう。
また、発育・発達などには人によって違いがあること、その個人差を肯定的に受け止めることが大切であることにも触れるようにしましょう。
■外部講師との連携
養護教諭、産婦人科医・助産師、妊婦などとの連携が考えられます。いっしょに学習の展開を考えたり、ゲストティーチャーとして参加してもらったりすることが考えられます。事前に内容、時間などのうち打ち合わせをする必要があります。対面でのインタビューが難しい場合は、オンライン授業で行うことが考えられます。
■ICTを用いた資料調べの際に
Webサイトを活用して調べる際、興味が別の情報に移ってしまう場合があります。何を調べるのか目的意識をしっかりもつように指導しましょう。
アダルトサイトなどの閲覧にも注意が必要です。児童が安心して活用できるよう、情報機器にフィルタリング機能の措置を講じるなど、情報セキュリティの確保に十分配慮しましょう。閲覧サイトを限定したり、2人組など共同で調べたりする工夫も考えられます。
情報には、誤ったものがあるため、出典を確認するようにします。
★9月の植物栽培情報
アブラナは秋に用土に直まきします。植え替えの必要はありませんが、本葉が出始めた後、混み合っている所は間引きをしたほうがよいでしょう。

( )内は同じ植物を栽培している他学年。地域や気候によって、時期が前後することがある。
受けつがれる生命(5)[5]ヒトのたんじょう(教科書p.88〜99)
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