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今知りたい授業のワンポイント

ひき算の筆算

算数 2年生 2024/5/9

■ひき算の筆算形式

 ひき算の筆算の形式を指導するにあたっては、たし算の場合と関連づけて考えさせ、以下の点を同様にとらえさせるとよいでしょう。
 1.位を縦にそろえてかく。
 2.一の位から順に計算する。

■具体的操作を通して繰り下がりの原理を理解させる

 計算棒の操作をイメージ化するためには、次の活動を必要に応じて取り込むとよいでしょう。
 ・計算棒を、手順を示す番号の順に操作しながら計算する。
 ・「計算のしかた」にある1から3にかかれていることを順に声に出しながら筆算していく。
 ・逆に、筆算でしたことを、計算棒を使って説明する。

■被減数を修正して計算させる

 下のように被減数を修正して計算させることで、繰り下がりを忘れてしまうといったつまずきを防ぐことができます。

■空位になる十の位に0をかかなくてよいことを理解させる

 26−21などのように、十の位が空位になる場合に、十の位に0をかき、答えを05としてしまう児童がいます。はじめから、「かかなくてよい」と知らせるのではなく、これまでの数の表記の仕方から児童自身が気づいていけるよう話し合いを展開するのが望ましいでしょう。そして、いちばん上の位には0をつけないことを約束とすることが重要です。

5.たし算とひき算のひっ算(1)(教科書上巻p.47〜62)

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