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どんな計算になるのかな

算数 3年生 2025/6/19

■乗法・除法の演算決定と今後の学習

 教科書p.90、91の学習では、意図的にかけ算とわり算の問題を混在させています。そのため、これまで安易に「わり算の単元だからわり算の問題」と考えてきた児童は、はじめは戸惑うかもしれません。
 しかし、教科書下巻の「[12]何倍でしょう」や、第4学年以降の割合の学習では、演算決定がより難しくなります。また、小数や分数の乗除を学習すれば「小さいほうの数で大きいほうの数をわればよい」といったとらえ方も通用しません。
 今後の学習をスムーズにするためにも、現時点から、場面をよく考えて、図に表す習慣をつけさせたいものです。演算決定の根拠をきちんと説明できるようにさせることが大切です。

■演算決定のわけを説明する活動

 第2学年までは、演算決定する際、「式」→「操作のイメージ(図など)」→「ことば」でそのわけを表現することに取り組んできました。
 第3学年においても、○などの図や数図ブロックの操作をイメージしながら、「同じ数に分ける」や「何個ずつ分ける」などの表現に着目して、「式」→「図」→「ことば」で演算決定の判断をすること、およびそのわけを説明することをねらいとして指導しましょう。

どんな計算になるのかな(教科書上巻p.90〜91)

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