今知りたい授業のワンポイント
日なたと日陰の地面の温度を測定する
■観察のポイント
測定場所は、日なたと日陰の違いがはっきりと表れる場所を探しておきます。厳密に条件制御する必要はありませんが、比較的近い日なたと日陰で同時に測定を始めるとよいでしょう。ただし、日なたと日陰の境界付近は、時刻とともに変化する可能性があるので、測定場所には気をつけましょう。
■温度計の使い方と安全上の注意点
教科書p.103のQRから、温度計の使い方を視聴するとよいでしょう。その後、実物で演示しながら説明を加えることで理解しやすくなります。さらに、児童が自分で実物を使いながら読み取ることで使いこなせるようになります。
【使い方】
・温度計とはどんなものか、最初に説明します。
・目盛りは直角になるように読みます。近い目盛りの線を読むようにします。

目盛りは直角になるように読む。
【安全上の注意点】
・温度計を持ち歩いているときに、落としたりものにぶつけたりして割ってしまうことがないようにします。持ち運ぶ際は、ケースに入れます。
・温度計を落として割らないように注意します。
・地面の温度をはかるときは、温度計の先で土を掘らないようにします。
・万が一、温度計を割ってしまったときは、自分で片づける前に、必ず教師に連絡させるようにしましょう。

温度計の先で土を掘らない。
★9月の植物栽培情報
【栽培後の土の片づけ】
プランターの土は、適切な処理を行えば再利用できます。ふるいを通してできるだけ根を除去し、土を湿らせてからビニル袋に入れて、数日間天日干しにします。再利用するときには肥料を加えます。土を処分する場合は自治体によって処分方法が異なるので確認しておきましょう。
畑の土は、適量の石灰をまいて深く耕し、土の表面に大きく凹凸をつけて寒気にさらしておくとよいでしょう。

( )内は同じ植物を栽培している学年。地域や気候によって、時期が前後することがある。
6.かげと太陽(教科書p.90〜107)
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