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繰り下がりのあるひき算の方法

算数 1年生 2024/10/17

■算法の形式化

 繰り下がりのあるひき算の仕方は、数えひく方法、減加法、減減法、補加法などいろいろな方法があります。
(十何)−(1位数)で繰り下がりのある場合の計算の仕方として、例えば13−9では、下の4つが考えられます。
 この他にも児童からいろいろな考え方が出てくることが予想されますが、理解しやすいということと、今後の計算にも利用できるということから、教科書p.77では、イの減加法によって計算の形式化を図るようにしています。
 児童から減加法以外の仕方が出た場合、それがまちがった方法でないかぎり、認めていくことは大切です。しかし、ここでは最終的には、減加法で形式を統一する必要があります。減加法に統一する理由は次の点です。
 ・10に対する補数を使うという点で、これまでの学習内容が十分に活用できて理解しやすい。
 ・10からひくという方法が、今後の暗算や筆算、珠算などにも広く利用される。

15.ひきざん(2)(教科書p.76〜87)

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