エデュフル

今知りたい授業のワンポイント

たし算

算数 2年生 2025/7/3

■繰り上がりが2回の筆算

 この段階になると、計算棒の操作の必要がないように思われるかもしれませんが、形式化を急がず、最初は計算棒を用いて繰り上がりの意味を確実に理解させ、繰り上がり2回について視覚的・実感的にとらえさせていくことが大切です。
 また、筆算の計算途中で繰り上がった数を忘れてしまう児童もいます。繰り上がった数を補助数字としてかかせるように習慣づけることが間違いを防ぐ手立てとなります。

■3口のたし算

 3口のたし算の筆算は、筆算のよさやアルゴリズムの理解を深めるために、教科書p.105で発展的に扱っています。それまでの筆算と同様に、位を縦に揃えてかき、一の位から順に計算すればよいことが理解できればよいでしょう。

 位ごとに計算する際、例えば「6+8=14 14+7=21」のように、計算の途中に(2位数)+(1位数)で繰り上がりのある計算が出てくる場合があります。14+7のような部分和の計算を筆算で行っていたのでは、筆算の習得そのものに支障をきたすことになるので、暗算が滞る児童には「[2]たし算と ひき算」の学習内容についての補助問題を与えましょう。

[8]たし算とひき算のひっ算(2)(教科書上巻p.102〜113)

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