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今知りたい授業のワンポイント

たすのかな ひくのかな

算数 1年生 2025/1/30

■演算を決定できること

 教科書p.116〜117では、加法と減法の意味理解をもとにして、加法と減法のどちらを用いればよいかを判断し、演算決定できるようにすることがねらいです。そして、その理由を説明させることが大切です。
 この段階での演算決定の根拠は、数図ブロックの操作にあります。実際に数図ブロックを操作させたり、数図ブロックの操作を念頭に思い描きながら言葉で説明させたりしましょう。形式的な扱いにならないように注意が必要です。

■加法(増加)と減法(求残)の演算決定

 まずは、問題場面を捉え、式を考えさせることから学習を始めます。

<教科書p.116[1] 加法(増加)の演算決定>
 なぜたし算になるのかを考えさせるためには、そもそもたし算とは何であったのかを振り返り、説明させる必要があります。増加のたし算についてはp.9の[1]において、数図ブロックを用いながらたし算であることを学習しています。その内容を想起しているのがp.116のはるさんのふきだしです。
 p.9でのたし算の学習を思い出させ、数図ブロックの操作を念頭において、たし算になることの根拠を言葉で説明できるように指導しましょう。

<教科書p.117[2] 減法(求残)の演算決定>
 なぜひき算になるのか、その根拠はp.16の数図ブロックの操作に立ち戻ることになります。必ずしも数図ブロックの操作を行う必要はありませんが、p.117のエマさんのように数図ブロックの動きを念頭で思い浮かべ、言葉で説明できるように指導しましょう。

たすのかな ひくのかな(教科書p.116〜117)

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