今知りたい授業のワンポイント
自分の町への親しみと愛着を深めるために
■児童の言葉を価値付け
この単元では、町探検で関わった人について友だちと振り返り、町にはすてきな人がたくさんいることを理解して、自分の町にいっそうの愛着や良さを感じることができるようにします。
教師は児童の言葉を受け、「見守り隊の○○さんは、子どもたちの安全のために頑張ってくれているんだね。」などと価値付けをして、地域への愛着の意識化を図りましょう。
■気付きとともに深まる愛着
発表後、児童は「町のすてき」を絵や文章で表し、カードにまとめます。
その前の作業として、児童が気付いたことをかいた付箋や、教師や児童が撮影した画像を絵地図に貼るとよいでしょう。その絵地図を画像に撮り、クラスの共有フォルダにアップして、いつでも見られるようにしておくのも一考です。
付箋にかかれた気付きが増えることで、児童は自分の町への思いが増えていくことを実感し、町への愛着が深まっていきます。
友だちの気付きを見て別の内容を思いついたり、新たな思いや勧化が生まれたりしたら、どんどんその気付き(付箋メモ)を追加してよいことを伝えておきましょう。

この単元では、「町のすてき」を次のように定義しています。具体的には、
・自分の心に強く残っていること。
・町の人の「町への思い」を聞いて感じたこと。
・町の好きな場所や好きな人が増えたこと。
・町の人との関わりの中で気付いたこと。
・友だちだけでなく、町の人々にも伝えたいと思っていること。
などの視点です。
自分の町について友だちと話し合いながら、少しでも多くの「町のすてき」が発見できるよう導いていきましょう。
もっと 知りたい たんけんたい(教科書P.72〜85)
町の すてきを 話そう(教科書P.82〜83)
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