今知りたい授業のワンポイント
状態変化
理科 4年生 2025/1/30
■状態変化
物質は分子の集合体であり、固体・液体・気体の状態の違いは、分子の運動のようす(分子間の結びつきの強さ)です。
この状態の違いを引き起こす最も大きなものが熱の出入りです。熱の出入りによって、分子の運動エネルギーが大きくなったり小さくなったりします。これによって、状態の変化が生まれます。
■状態変化のまとめ方
固体・液体・気体の三態についてまとめるときには、氷・水・水蒸気と対応させてまとめます。また、それぞれの関係を、水を中心とした相互の矢印でつなぐことで、互いの関係性がわかりやすくなります。三態を三すくみの形でまとめると、高校で学習する「昇華」や「凝華」についても触れることになるので、縦か横に並べてまとめるとよいでしょう。

■湯気と水蒸気
本単元学習前には、混同していることが予想される水蒸気と湯気の違いについては、繰り返し学習することで知識の定着がはかられます。教科書p.161を参考に、水蒸気→湯気→水蒸気についてまとめてもよいでしょう。

水蒸気は目に見えない/湯気は目に見える
温度とものの変化(3)10.水のすがた(教科書p.154〜169)
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