今知りたい授業のワンポイント
月・太陽・地球
理科 6年生 2023/9/14
■月・太陽・地球
地球から見た月と太陽の位置関係を学ぶ児童にとって、月・太陽・地球の実際の大きさや距離、宇宙から見た月・太陽・地球の位置関係を知ることは、興味を高めると考えられます。

■大きさのモデル
太陽の直径(139.2万km)は、地球の直径(1.27万km)の約109倍あり、月(3474km)は、地球の約4分の1になります。それぞれの距離は、太陽と地球が約1億5千万km、地球と月が約38万kmになります。これを同じ割合で縮小したもので示すと、イメージしやすくなります。
地球→1cmほどの小さめのビー玉
太陽→1mほどの運動会で使用する赤白玉
月→2〜3mmほどのビーズ玉
地球から太陽までの距離→約120m
地球から月までの距離→約30cm
「太陽」を校庭の端に置いて、120m離れた所で手もとに「地球」と「月」を持つと、具体的にイメージできます。このことで、太陽光が平行になることも納得しやすくなります。
■月・太陽・地球の位置関係
地球から見た月と太陽の位置関係は、観察記録からわかっても、実際にどのような動きなのかをイメージすることが難しいです。そこで三球儀があれば活用するとよいでしょう。三球儀では宇宙から眺める設定になり、小学校での学習の範囲外となりますが、太陽・地球・月の位置や動きについてのイメージを高めたり、日食や月食が起こるしくみを考えたりするときには効果的と考えられます。
★9月の植物栽培情報

( )内は同じ植物を栽培している学年
6.月と太陽(教科書p.112〜121)
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