今知りたい授業のワンポイント
水のはたらきによる地層のでき方
理科 6年生 2023/10/5
■実験(ペットボトル)のポイント
ペットボトルに水と土を入れて、振り混ぜた後、しばらく置いて変化を見ることです。堆積のモデルでの実験に比べて、難しくなく、繰り返し調べることができ、水が透き通らなくても、分粒した堆積のようすを見ることができます。ただし、流水の代わりに、水と土を振り混ぜることをとらえさせる必要があります。

■実験(堆積)のポイント
水流に強弱をつけたり、流す土砂も一度に多くしたり少なくしたりしても変化が見られます。ただし、強すぎても、弱すぎても、よい結果が得られないことがあるので注意します。
濁りが取れないうちに、次の土砂を堆積させると、うまく結果が出ないので注意します。この実験は、準備やセットに時間がかかるので、一度の実験で成功させるようにしましょう。

■塩化ビニルホースを使った方法
長い距離を流すことで、沈む速さの差はより鮮明になります。そこで、透明な塩化ビニル(塩ビ)のホースを使って、堆積のようすを調べます。
塩ビホースの片方をゴム栓で塞ぎ、ホース内に水を満たします。ゴム栓をしていない側から色砂(粒の大きさが3段階程度の異なるもの)を入れ、ゴム栓をしていない側をゴム栓で塞ぎます。
ホースを立てて、粒の落ちるようすや堆積するようすを観察します。堆積後は、ホースを逆さにすることで、何度も調べることができます。
7.大地のつくりと変化(教科書p.122〜151)
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