今知りたい授業のワンポイント
金属のあたたまり方
理科 4年生 2024/12/5
■準備のポイント
金属棒は直径5mm、長さ30〜40cm程度、金属板は一辺15cm位がよいでしょう。材質は銅、アルミニウム、鉄などが適しています。
何度も実験するのが困難な場合は、グループごとに熱する場所を変えて実験し、結果を共有したり、児童が板の端から、教師が板の真ん中からあたためる実験をしたりしてもよいでしょう。
必要に応じて、金属をあたためた後のために、金属をつかむものを用意したり、金属等を放置できる場所を確保したりします。
■実験のポイント
火が当たる部分には示温シールをはらないようにしましょう。
火は小さめにします。火が大きいと短時間であたたまってしまい、結果がわかりにくくなります。また、火の先端が金属棒や金属板に当たるようにします。

■安全上の注意事項
火を真上から覗き込まないようにさせましょう。
金属板を熱する場合は、金属板によってガスボンベが加熱されないように、ガスボンベの上に金属板がこないように注意します。
火を消した後、児童は冷えたかどうか金属に触れて確かめようとすることがあります。教師の指示があるまでは触らないことを徹底させましょう。

金属板の下にガスボンベがこないようにする。
温度とものの変化(2)9.もののあたたまり方(教科書p.140〜153)
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