今知りたい授業のワンポイント
相手や目的に合った表現方法でまとめる
■内容や相手に応じた伝え方を考える
この単元では、自分の成長や自分自身の良さ、自分の可能性についてまとめます。
児童は、自分の成長を表すのにふさわしい内容を選び、それを伝えたい相手を決めます。その内容や相手に応じて、さまざまな表現方法があることを知り、その中から最も適切な表現方法でまとめていきます。
■早めに事や物の準備を
授業の進め方によって時間割や場所の工夫が必要になるため、早めに整えておきましょう。
また、児童はこれまでの活動でかいたカードをもとに、伝えたい内容を決めます。不足なく提示できるよう用意しておきましょう。
【事の例】
・連続した時間を確保できるような時間割の工夫。
・図書室や図工室を使用する場合は、事前に教務主任や教科担当と相談しておく。
【物の例】
・カード(自分の得意なことをかいたカード、インタビューカード、すてきカード など)
・資材・道具(模造紙、色画用紙、マジック、ペン、色鉛筆、クレヨン、テープ、両面テープ、のり、はさみ、割りばし など)
■まとめ方の見本を示しましょう
自分の成長をまとめる方法は、伝えたい内容や相手によって変わってきます。児童が自分の思いに合った方法を選び、工夫できるよう、教科書P.105やP.116〜117を参考に、いろいろな見本を例示しましょう。


■まとめ方の工夫
表現方法が決まったら、相手に伝わるかどうかを考えながらまとめていきます。途中で友だちと見せ合ってみるのもいいでしょう。
表紙やイラストの作成では図画工作、文章をかくことにおいては国語で学んだ表現力を生かすなど、他教科との関連を大切にします。
指導時間の調整が必要なときは、年間記録として残してきた成長記録を貼り付けるだけの方法も考えられます。その場合、児童自身の思いつきや友だちからのメッセージを記録できるスペースを設けるよう工夫するとよいでしょう。
これまでの わたし これからの わたし(教科書P.98〜108)
自分の せい長を まとめよう(教科書P.104〜105)
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